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どうか、私を愛してください。
第19章 スケッチブックの秘密。
「誠二を…助ける方法はないの?」
「これからどんどん手足の筋肉は動かなくなります。そして呼吸が…自分でできなくなります。」
「そんな……」
「呼吸器をつければ長く生きれるかもしれない。だけどきっと誠二君は…」
「はい、拒否しています。」
「どうして誠二は拒否しているの!?お金ならあるわ!!」
「お金の問題じゃありません!!!」
いつも笑顔の円花さんが怒りいっぱいの声を荒げて
周りにいた私たちは驚いたけど
円花さんの気持ちわかる…これはお金の問題じゃない。
「小さいころからほったらかしでしたよね?誠二から聞きました…初恋の人はお兄さんと結婚して自殺、二番目に好きなった人とは跡取りのために……でも好きになっちゃって、子供と美緒さんの幸せを願っているから会えないって…ずっと一人で我慢していたんです。」
「これからどんどん手足の筋肉は動かなくなります。そして呼吸が…自分でできなくなります。」
「そんな……」
「呼吸器をつければ長く生きれるかもしれない。だけどきっと誠二君は…」
「はい、拒否しています。」
「どうして誠二は拒否しているの!?お金ならあるわ!!」
「お金の問題じゃありません!!!」
いつも笑顔の円花さんが怒りいっぱいの声を荒げて
周りにいた私たちは驚いたけど
円花さんの気持ちわかる…これはお金の問題じゃない。
「小さいころからほったらかしでしたよね?誠二から聞きました…初恋の人はお兄さんと結婚して自殺、二番目に好きなった人とは跡取りのために……でも好きになっちゃって、子供と美緒さんの幸せを願っているから会えないって…ずっと一人で我慢していたんです。」