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どうか、私を愛してください。
第21章 愛しているよ、ずっと……
「俺は美緒と罪をかぶるために生きることにした。」



「誠二さん……」



「傷つけた人たちの傷を……生きて癒してあげたいって思う。」



「だけど……」



「美緒……この結婚式は永一が望んだんだ。」



「永一が…?」



「お母様…僕だってお母様の幸せ願っているよ。」



「永一……っ」



「誠二叔父さん……お母様に笑顔をありがとうございます。僕、誠二叔父さんのことも大好き。」



「え…い………」



瞬きワープロで名前を呼びたかったけど
永一の気持ちが嬉しすぎて涙で呼べなかった。
永一がそんな俺を心配そうに自分の手を俺の手に重ねてくる。



この小さな温もりを守ることができて本当によかった。
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