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どうか、私を愛してください。
第23章 悲しいプロポーズ
「生きてほしいと願うのはわかります。でもこれは患者の人生なのです。患者の意思を尊重してあげてください。」



看護師としていつも患者の家族にそう言ってきたはずなのに、まさかそういわれる立場になるなんて――
仕事上口でそう言っているだけで、この言葉の重みは同じ立場にならないとわからなかった。



遥人の意思を尊重しなければならないのは痛いほどわかってる。
だけど……遥人を失うのは怖い。



「……っ…すいませんっ……」



プロポーズをされたときは
これから先のまだ見ぬ未来に胸がときめいていたのに
今は、これから先の将来が怖い。
考えたくなくて、とにかく今が必死で――



遥人に自分のこんな気持ちを相談なんてできるわけなくて
ずっと自分ひとりで抱え込んでいた。
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