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どうか、私を愛してください。
第23章 悲しいプロポーズ
「ここ……」
次の日、遥人が行きたいと言われた場所は教会
私たちが結婚式を挙げて、誓いの言葉を交わした場所
あの日はたくさんの人が祝福してくれて
遥人もまだ普通に歩けていて
バージンロードを一緒に歩いたんだ。
朝日が入り込んで天使が舞い降りてきそうな空間
神様は……私から遥人を奪っていくの?
そう思ったら、この大きな十字架を私は見たくない。
「誓いの言葉、覚えてる?」
「え?」
「神父様の言葉……」
「たしか……病めるときも、健やかなる時も、富めるときも、貧しき時も夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「……今思えばその言葉は残酷だよな。」
※本当は遥人が話しづらそうに書きたいのですが、読みづらくなるので普通に書いております。
次の日、遥人が行きたいと言われた場所は教会
私たちが結婚式を挙げて、誓いの言葉を交わした場所
あの日はたくさんの人が祝福してくれて
遥人もまだ普通に歩けていて
バージンロードを一緒に歩いたんだ。
朝日が入り込んで天使が舞い降りてきそうな空間
神様は……私から遥人を奪っていくの?
そう思ったら、この大きな十字架を私は見たくない。
「誓いの言葉、覚えてる?」
「え?」
「神父様の言葉……」
「たしか……病めるときも、健やかなる時も、富めるときも、貧しき時も夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「……今思えばその言葉は残酷だよな。」
※本当は遥人が話しづらそうに書きたいのですが、読みづらくなるので普通に書いております。