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どうか、私を愛してください。
第5章 シャワーで。。。
誠二さんへの朝食を作りながら涙が止まらない。
別に誠二さんのことが嫌なわけじゃない。
だけど今までなら誠一さんにこうやって朝食を作って
誠一さんと笑いあって、子供がいなくても幸せな朝をいつも迎えていた。
そう、こうやって抱きしめてくれる腕も――
「誠二さん……お、おはようございます。」
あふれ出た涙をぬぐってもあふれ出てきて、きっと泣いている声も聞かれてしまっただろう。
だけど抱きしめてくる腕の力はどんどん強まった。
「あ、あの……熱はもういいですか?」
「美緒…」
「え?」
別に誠二さんのことが嫌なわけじゃない。
だけど今までなら誠一さんにこうやって朝食を作って
誠一さんと笑いあって、子供がいなくても幸せな朝をいつも迎えていた。
そう、こうやって抱きしめてくれる腕も――
「誠二さん……お、おはようございます。」
あふれ出た涙をぬぐってもあふれ出てきて、きっと泣いている声も聞かれてしまっただろう。
だけど抱きしめてくる腕の力はどんどん強まった。
「あ、あの……熱はもういいですか?」
「美緒…」
「え?」