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召喚師の伴侶
第2章 Vol.2:契約
そりゃあ、男として産まれたからには、たくさんの女の子を孕ませて子孫をたくさん作りたいのが本能であろう。

「ねぇ、どうなの?」

「……それは…その…」

「あんたの赤ちゃん……産んであげようか?」

「ほぇええ…」

ディリースはその細い指でペニスを扱いている。
ここまできたら、誰もが避妊無しでエッチするだろう。




―-しかし!

僕には知りたいことがあった。


「ディ、ディリースはさぁ…」

「なぁに?」

「な、な、何歳なのかな?」

そう、口調こそ大人っぽいし、胸もなかなか大きいが……顔があどけないのだ。
小生意気な少女にしか見えない。


「……14だけど」

やっぱり。
モンスターの年齢と人間の年齢は違うが、彼女は大人に見えなかったのだ。

「……じゃあ…ちょっと早いよね…」

「なんでよ?」

「だって、まだ子供じゃないか……」

「そんなことないわよ。そろそろ初潮もくる頃だし、あたしももぅ大人だよ」

「しょ、初潮っ!? 生理もきてないんかい!」

思わず、大声になってしまった。
彼女は人間で例えると生理のきてない中学生みたいなもんだろう。


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