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召喚師の伴侶
第3章 Vol.3 モンスター討伐
―-というわけで僕とディリはモンスターに悩まされているという村を訪れた。
プリントには村の作物を荒らしたり、子供を驚かすハーピーが最近になって現れたという。
本来、戦後のモンスター討伐といえば、傭兵家業として扱われるバウンディーハンターの仕事である。
魔獣戦争が終わって、戦うことしか知らない者は普通の仕事はできない。
特にエルフを除く亜人は正規兵になることができないから、用心棒とか山賊になるしかない。
それでも、戦争が激化すれば強制的に徴兵されてしまうのだからイヴァリスの法は恐ろしいのだ。
徴兵を断れば……人間でもモンスター…敵だ。
それをこの国では神の意思に反するとして粛清される。
僕は貴族であり、父上も生きて生還したし、戦後に青春時代を迎えたため、戦争に行かず運が良かったのかもしれない。
大黒柱を失った貴族の末路は惨めというから。
話はハーピーに戻るが、鳥の翼と脚以外は人間系というモンスターだ。
ラミアと同じで雄は存在しない。
その端麗な容姿で男を誘惑し、種を搾取し、肉を貪るのだ。
プリントには村の作物を荒らしたり、子供を驚かすハーピーが最近になって現れたという。
本来、戦後のモンスター討伐といえば、傭兵家業として扱われるバウンディーハンターの仕事である。
魔獣戦争が終わって、戦うことしか知らない者は普通の仕事はできない。
特にエルフを除く亜人は正規兵になることができないから、用心棒とか山賊になるしかない。
それでも、戦争が激化すれば強制的に徴兵されてしまうのだからイヴァリスの法は恐ろしいのだ。
徴兵を断れば……人間でもモンスター…敵だ。
それをこの国では神の意思に反するとして粛清される。
僕は貴族であり、父上も生きて生還したし、戦後に青春時代を迎えたため、戦争に行かず運が良かったのかもしれない。
大黒柱を失った貴族の末路は惨めというから。
話はハーピーに戻るが、鳥の翼と脚以外は人間系というモンスターだ。
ラミアと同じで雄は存在しない。
その端麗な容姿で男を誘惑し、種を搾取し、肉を貪るのだ。