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召喚師の伴侶
第3章 Vol.3 モンスター討伐
自警団の建屋にはそれらしき鉄と鎖を編みこんだ鎧を着た自警団員がいる。
そして、大柄な亜人オウガと……ウグイス色なので同じくオウガだと思うが、ちょっと人間身のある女の子も一緒だ。
二人とも戦士のいでたちだ。
バウンディーハンターだろうか?
「おっちょうどいいところに来たな。魔道大学の学生さんだろ?」
自警団員が声をかけてきた。
この特徴ある黒紫ローブを着ているから、すぐにわかったんだろう。
「はい、魔道大学召喚学部のレイン=クラウドです。こちらは僕の使い魔であるディリースといいます」
僕は軽くあいさつをすると大柄な男のオウガに視線を向けた。
「という訳で今回はハンターと二重で依頼させてもらうよ」
「ええっ!?」
という事は……
このオウガ達より、ハーピーを先に発見しなければならないのか?
「差し支えなければ、僕がハーピーの説得を試みようと思うのですが……」
僕が具申したときだった。
「はっはっはっ!これはまた面白い魔大生だな。モンスターを説得するだと?」
大柄なオウガが大きな口を明けて大笑いするのだ。
そして、大柄な亜人オウガと……ウグイス色なので同じくオウガだと思うが、ちょっと人間身のある女の子も一緒だ。
二人とも戦士のいでたちだ。
バウンディーハンターだろうか?
「おっちょうどいいところに来たな。魔道大学の学生さんだろ?」
自警団員が声をかけてきた。
この特徴ある黒紫ローブを着ているから、すぐにわかったんだろう。
「はい、魔道大学召喚学部のレイン=クラウドです。こちらは僕の使い魔であるディリースといいます」
僕は軽くあいさつをすると大柄な男のオウガに視線を向けた。
「という訳で今回はハンターと二重で依頼させてもらうよ」
「ええっ!?」
という事は……
このオウガ達より、ハーピーを先に発見しなければならないのか?
「差し支えなければ、僕がハーピーの説得を試みようと思うのですが……」
僕が具申したときだった。
「はっはっはっ!これはまた面白い魔大生だな。モンスターを説得するだと?」
大柄なオウガが大きな口を明けて大笑いするのだ。