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召喚師の伴侶
第3章 Vol.3 モンスター討伐
「ちょっと!」
もちろん鞍も鐙もないので、豊満な胸に掴まる…というより、しがみつくしかない。
振り落とされないよう必死にしがみつく。
その甲斐あってオウガ達よりも先に叫び声のした地点にたどり着き、宙を飛ぶ存在を発見する。
「ハーピーだ!」
だが―-
―-シュッ
僕達の後ろから弓矢が飛ぶ。
狙いはほぼ正確だった。
ハーピーの一寸先の真横を突き飛ぶ。
「わあぁぁ」
ハーピーが驚いてバランスを崩す。
「ちぃ!」
オウガの女の子が放った矢だ。
弦を絞れず、狙いの定められないボウガンであの命中力……
唐突な攻撃にハーピーは被弾していないのにもかかわらず、地面に落ちていく。
結果、生け捕りなら正確な射撃だった。
それでも、今度は大柄なオウガがその手斧を振りかぶりハーピー目掛けて飛び込んでくる。
まさか、翼を切断する気かっ!?
僕はディリから飛び降り、無我夢中でハーピーの元へ駆け出した。
「きゃああああぁぁぁぁぁぁレインーーーーッ!!」
もちろん鞍も鐙もないので、豊満な胸に掴まる…というより、しがみつくしかない。
振り落とされないよう必死にしがみつく。
その甲斐あってオウガ達よりも先に叫び声のした地点にたどり着き、宙を飛ぶ存在を発見する。
「ハーピーだ!」
だが―-
―-シュッ
僕達の後ろから弓矢が飛ぶ。
狙いはほぼ正確だった。
ハーピーの一寸先の真横を突き飛ぶ。
「わあぁぁ」
ハーピーが驚いてバランスを崩す。
「ちぃ!」
オウガの女の子が放った矢だ。
弦を絞れず、狙いの定められないボウガンであの命中力……
唐突な攻撃にハーピーは被弾していないのにもかかわらず、地面に落ちていく。
結果、生け捕りなら正確な射撃だった。
それでも、今度は大柄なオウガがその手斧を振りかぶりハーピー目掛けて飛び込んでくる。
まさか、翼を切断する気かっ!?
僕はディリから飛び降り、無我夢中でハーピーの元へ駆け出した。
「きゃああああぁぁぁぁぁぁレインーーーーッ!!」