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召喚師の伴侶
第4章 Vol.4
ザバ先生とドーラは口をポカンと開けたまま、クラリスを見ている。
課題で与えられたモンスター退治に出向いて、戻ってきたら討伐するはずのモンスターを使い魔にしていた。
ってことは恐らく、前代未聞であろう。
「ど、どうやれば、2体も悪魔契約できるっての!?」
ドーラは、その小さい身体を震わせながら僕に怒鳴る。
「ま…まぁこの課題は使い魔にてモンスターを討伐するというものだ。ちょっと遠かったかもしれないが、あの依頼は私がレインになら合うと思って決めたものだし……」
そう言ってザバ先生はディリを見る。
「ラミアちゃん(使い魔)が、討伐したって言うんなら、使い魔にてモンスターを討伐したことになる。どうなんだ?」
確かに使い魔にてモンスターを討伐するという課題なら、ディリが「討伐した」と言えば、課題はこなしたことになる。
どちらかというと、討伐されかかったのは僕だが、
「……討伐したわ」
ありがとうディリ……
予想どうりの答えだが、この後は彼女に何かされそうな予感もする。
課題で与えられたモンスター退治に出向いて、戻ってきたら討伐するはずのモンスターを使い魔にしていた。
ってことは恐らく、前代未聞であろう。
「ど、どうやれば、2体も悪魔契約できるっての!?」
ドーラは、その小さい身体を震わせながら僕に怒鳴る。
「ま…まぁこの課題は使い魔にてモンスターを討伐するというものだ。ちょっと遠かったかもしれないが、あの依頼は私がレインになら合うと思って決めたものだし……」
そう言ってザバ先生はディリを見る。
「ラミアちゃん(使い魔)が、討伐したって言うんなら、使い魔にてモンスターを討伐したことになる。どうなんだ?」
確かに使い魔にてモンスターを討伐するという課題なら、ディリが「討伐した」と言えば、課題はこなしたことになる。
どちらかというと、討伐されかかったのは僕だが、
「……討伐したわ」
ありがとうディリ……
予想どうりの答えだが、この後は彼女に何かされそうな予感もする。