この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
召喚師の伴侶
第4章 Vol.4
寮にて。
召喚師や死霊使いは使い魔と共同生活をすると仮定されているので、部屋は3人でも住むには十分な広さはある。
「召喚師なのにドラゴンとはねぇ……」
一緒に悩んでくれるディリ、そして―-
「やはり、ドラゴンと主従関係と言えば、ドラゴンナイト(竜騎士)?」
提案してくれたのはクラリス。
確かに、飛竜と完全に主従関係にあるのは竜騎士だ。
彼らは独自に心話という方法で飛竜と会話ができる。
「でも、竜騎士に知り合いもいないし、向こうは海軍だからね。陸軍士官候補生の僕が話を聞きに行っても嫌われるだけだろうし……」
竜騎士も一応は士官が多いが、指揮官にはなれない。
そして竜に乗れなければ、廃業し、軍内部で下働きになるしかない。
「あたいは、あの港町で用心棒をしているドラゴンナイトを知ってるよ。彼ならもう軍人ではないのだし、色々話をしてくれるんじゃない?」
「元竜騎士ってわけか……一応訪ねてみるか」
クラリスの提案で僕は港町に戻ることになった。
召喚師や死霊使いは使い魔と共同生活をすると仮定されているので、部屋は3人でも住むには十分な広さはある。
「召喚師なのにドラゴンとはねぇ……」
一緒に悩んでくれるディリ、そして―-
「やはり、ドラゴンと主従関係と言えば、ドラゴンナイト(竜騎士)?」
提案してくれたのはクラリス。
確かに、飛竜と完全に主従関係にあるのは竜騎士だ。
彼らは独自に心話という方法で飛竜と会話ができる。
「でも、竜騎士に知り合いもいないし、向こうは海軍だからね。陸軍士官候補生の僕が話を聞きに行っても嫌われるだけだろうし……」
竜騎士も一応は士官が多いが、指揮官にはなれない。
そして竜に乗れなければ、廃業し、軍内部で下働きになるしかない。
「あたいは、あの港町で用心棒をしているドラゴンナイトを知ってるよ。彼ならもう軍人ではないのだし、色々話をしてくれるんじゃない?」
「元竜騎士ってわけか……一応訪ねてみるか」
クラリスの提案で僕は港町に戻ることになった。