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召喚師の伴侶
第4章 Vol.4
―-がしっ

「ふあぁ」

ドーラにペニスを握られてしまった。

「だったら、その命の源をあたしが搾り出してやるわ!」

「どうして、そんなことをする?」

「あんたが、もうあの二人に乱暴できないようにしてやるのよ!」

すると、ドーラはどこで学んだのか?
本能でしたのか、手でペニスを扱き始めた。

……痛くて気持ちよくはない。


「そんなんじゃ命の源はでてこないよ。それに一発出したところで、また時間が経てば命の源はチャージされるんだ」

「じゃ、じゃあどうすればいいのよ!?」

ドーラは顔を真っ赤にして動揺している。

彼女の目的は、精子をたくさん出せば、性欲が収まり、ディリとクラリスと交尾できなくなるだろうという考えだろうが、それは根本から間違っている。
精子が出れば、“賢者タイム”なんて言われることもあるが、交尾中とは敵に無防備に襲われてしまう。

膣内射精された雌はペニスを突きこまれてダメージを負うのだから、経験不足の女の子はぐったりしてしまうこともあり、敵から攻撃を受けてしまいやすくなる。

雄は自身の栄養分である精子を放つわけだから、疲労する。
しかし、そんな疲労していては雌は守れない。

だからこそ、精子をぶち撒けた後は冷静になり、一時的に性欲という興奮状態から冷めるのだ。
もちろん、女の子に興味がなくなったのではなく、敵から守るためだ。


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