この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
召喚師の伴侶
第2章 Vol.2:契約
校舎を飛び出し、僕は落ち込んだときに訪れるリバーサイドの丘にやってきた。
その名のとおり、川の隣にある丘だ。

勢いで飛び出してしまったが、2学期の単位はすべて取っている。
進級試験は3学期でも受けることはできるが…っと言っても、3学期の授業は使い魔との接し方とかがメインだろう。

「ふわぁああ…」

暗澹たるため息をついたときだった。


「ため息なんてついてどうしたんだい?」

背後から声をかけられる。
年季の入った言い方だが、若い女性の声だ。

振り返ると、そこにはひとりの少女が立っていた。
でも、立っているという表現が正解かどうかはわからない。

なぜなら、彼女の下半身は蛇。
ラミアという雌のみ存在するモンスターなのだ。


蛇腹を這わせて僕の肩に手を置く。
実は彼女はこの丘の近くで暮らしているため、僕は何度となく彼女と出会い、色々世間話をしたことがある。

モンスターは人間の敵であるが、戦後は人間の脅威にならないモンスターとの交戦は必要ではない。

さらさらと風に揺れる彼女の髪から柑橘系の匂いが香る……

/57ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ