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縄と蝋燭 ~法恵の不貞~
第5章 ◼電話で話す②
幸雄- 「なんで言えないの?」

法恵- 「頑固な人じゃないけど」
    「ジムとかで鍛えているので、体力には自信を持っているみたい」
    「だから、普通のエッチで十分って感じかな」

幸雄- 「私にもそういう体力があればね」
    「でも、SMってお互いに体力も使うんですよ」

法恵- 「そうなんですか?」「全然わからないから・・・」

幸雄- 「軽いとこから話せば、単純に目隠ししただけでね」
    「女性は何をされるんだろうと恐怖感と期待感を持つんですよ」
    「そこに男性の指だったり、ローターとかで責められたらね」
    「興奮度がすごくアップするんですよ」
    「その上で縄とか使うと身動き取れない拘束感がますのでより一層ですよ」
    「ほかにもあるけど」
    「プレイを重ねていけば耳を舐められるだけで逝けるようになることも」
    「体で感じるのではなくて、心と体と同時にって感じなんですよ」

法恵- 「え――っ」「そうなんですか」

幸雄- 「うん」
    「ちなみに何ですけど聞いていいかな?」

法恵- 「なんですか?」

幸雄- 「結婚してから浮気したことは?」

法恵- 「ありませんよ」「考えたこともありません」

幸雄- 「そうなんですね」「でも、俺に電話くれたじゃない」
    「どうしてなんだろう?」

法恵- 「自分でもよくわからないです」
    「これも浮気ですか?」

幸雄- 「違うと思いますよ」
    「お友達未満の知り合ったばかりって感じかな?」

法恵- 「ですね!」「あはっ」
    「今日はありがとうございました。」
    「少しだけSMってわかった感じがしました」

幸雄- 「こちらこそ」「でもSMってもっと奥が深いのですよ」
    「もっとお話ししたいですね」

法恵- 「そうですね」「機会があれば、よろしくお願いします」
    「では・・・」

幸雄- 「では・・・」

電話を切った。
30分ほどであった。
いろんな話をした、落ち着いて話ができた。
そして、SMに対しての興味が少づつ膨らんでいった。
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