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東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
嫌われても俺はそなたが好きだ―若い将軍は御台所の身体に夢中に
こんにちは。
晴れて頼経と夫婦として結ばれた千種ですが、
夫が初恋の男と知っても、歓びよりは戸惑いと哀しみが大きいばかりです。
二人の間の溝が埋まることはないのでしょうか?
さて、今日のおしまいの方に
頼経が自分は傀儡の将軍だと自嘲気味に呟くシーンがあります。
どうやら、歴史的にも、これは真実であったようです。
元々、幕府は皇族の将軍を希望していました。
しかし、幕府大嫌いな時の権力者後鳥羽上皇(華鏡では、第一話時繁こと
安徳天皇の異母弟に当たります)
がこれを許しませんでした。
そのため、やむなく摂関家の三男である頼経を将軍として迎えるに至りました。
そんな頼経は最初から最後まで、実権は幕府に握られていました。
しかし、そんな彼も幼時から鎌倉におり
長年、将軍職にあったことから、次第に力を持つようになり、
それに眼をつけたのが反執権派の一味でした。
彼等が頼経に近付いたことにより、後に頼経は謀反の罪を疑われ、
将軍職を追われ、京都に送り返されることになります。
ですが、それはこの物語りのずっとずっと後の話です。
晴れて頼経と夫婦として結ばれた千種ですが、
夫が初恋の男と知っても、歓びよりは戸惑いと哀しみが大きいばかりです。
二人の間の溝が埋まることはないのでしょうか?
さて、今日のおしまいの方に
頼経が自分は傀儡の将軍だと自嘲気味に呟くシーンがあります。
どうやら、歴史的にも、これは真実であったようです。
元々、幕府は皇族の将軍を希望していました。
しかし、幕府大嫌いな時の権力者後鳥羽上皇(華鏡では、第一話時繁こと
安徳天皇の異母弟に当たります)
がこれを許しませんでした。
そのため、やむなく摂関家の三男である頼経を将軍として迎えるに至りました。
そんな頼経は最初から最後まで、実権は幕府に握られていました。
しかし、そんな彼も幼時から鎌倉におり
長年、将軍職にあったことから、次第に力を持つようになり、
それに眼をつけたのが反執権派の一味でした。
彼等が頼経に近付いたことにより、後に頼経は謀反の罪を疑われ、
将軍職を追われ、京都に送り返されることになります。
ですが、それはこの物語りのずっとずっと後の話です。
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