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こんにちは。

　第四話の頼経は二十歳になりました。
　第二話で千種を熱愛していた頃は16歳です。
　その間に四年の歳月が流れていますが、
　彼がかなり大人になっていることがお判りいただけるでしょうか？

　千種に対しては情熱のままにふるまった頼経が
　今度は年下の新妻に対しては、かなり分別というか自分を抑えている
　ようですね。
　普通、頼経の年ではいくら早熟な昔であったとしても、
　まだまだ若者なのですが、
　二十歳で妻子を一度に失うという大変な出来事を経験していると、
　やはり通常二十歳とは人生観が変わってくるのかもしれません。

　その辺りの彼の精神的な成長にも気づいていただけたら嬉しいです。

　また、タイトルの雪舞夜。これは私の造語で、
　ゆきまいよ　と読むつもりなのですが、
　ゆきまうよる、でも響きはきれいかなと思います。

　駄作ばかり書き散らしていると、似たようなタイトルがあり、
　過去にも雪舞、仮題として考えていた雪時雨など同じものがありました。
　それで夜をつけて、雪舞夜としてみました。

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