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こんにちは。

　第二話で初登場の時、頼経は16歳でした。
　そして最初の妻千種と激しい恋に落ち、千種は難産のために亡くなりました。
　更に第四話で再登場したときの頼経は二十歳。
　千種の死を乗り越えられず､孤独の中で生きていたのです。
　確か、あの時、ニュースで４年経って頼経も大人になったとお話ししたと
　思うのですが、　
　最終話での彼は34歳。　
　更に人間に深みが出て、もう貫禄も十分といった感じです。
　物語りの世界ではあるけれど、一人の人間がそうやって成長した姿を
　描いていると、何か心に迫るものがありますね。

　特に第四話のラストでは、まだ生まれたばかりの赤ちゃんだった頼嗣が　
　今は成長して、もう恋する年頃になっている。　
　たいした作品ではありませんが、ここまで描いてきて良かったかなと　
　思います。

　ところで、これを書くに当たり、私、頼経や頼嗣については
　殆ど知らなかったので、色々と調べるチャンスがありました。
　実は大河ドラマ　北条時宗に頼経父子が登場していたんですね。
　私、その頃は時宗もがっつり見ていたはずなのに、
　あまり記憶にありませんでした。
　で、興味があるので、二人が出てきたところだけを見たいなと
　思ったのですが、ツタヤには残念なことに在庫ナシ。
　ただ、書いている最中は、良くも悪くも、私は関連のあるものを見たり
　読んだりすると、影響を受けやすいので、
　見なくて良かったかもしれません。
　今なら、見てみたいかなと思うのですが。
　

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