この女は強い。頼経はもう何も言わず、褥に妻を押し倒した―。

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東　めぐみ（結菜）さんの作者ニュース

こんにちは。

　強さとひと口に言っても、色々とありますよね。
　例えば、頼経の妻でいうと、
　最初の妻千種のように、運命に逆らわず、すべてを受け容れる静かな強さ。
　二度目の妻瑶子のように、運命を自らの手でひらいて生きるたくましさ。

　どちらが良い悪いではなく、一見、対照的に見える二人の生き方は
　実は〝強い〟という意味では本質は同じではないかと作者は考えます。

　さて、頼経はついに自ら動き、執権と対峙します。
　なかなか侮りがたいというか、一筋縄ではいきそうにない執経時ですが、
　この勝負、どうなるか！？

[作成日]2015-02-14

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