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こんにちは。

　不思議なもので、小説の中での情熱的なシーン（濡れ場）は
　書こうかなと思うときと、今回はあまり書かないでおこうと思うときが
　あります。
　ただし、あくまでも、私個人の場合です。
　前回、第四話の雪舞夜はかなり濃いめのシーンが（私としては、ですが）
　ありましたので、今回の一夜草はあまり入れないつもでりでした。　
　結果としては、少しは入りましたが、
　あくまでも、さらりと流す程度にとどめました。

　というのも、やはり二人の13という年齢からすれば、
　あまり濃厚なシーンはかえって不自然ではないかと思ったからなのと、
　後は前回で濃いめのを描いたので、続けて濃厚なのは気が進まなかったという
　こともありました。
　正直にいえば、私は濡れ場のシーンは作品にとって必ずしも必要なものではなく、
　あくまでも艶や彩りを添えるものだと考えています。
　もちろん、それはそれぞれの考え方で違うものだとも認識しています。

　さて、話は物語りに戻りますが、
　千草の考えていた決意というのは、こういうことだったのですね。
　私が彼女の母親の立場であれば、娘を抱きしめ、
　よくぞ決意したと言うと思いますが―。

　物語りもゴールが見えてきました。
　どうぞよろしくお願いします。

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