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こんにちは。

　作中にも書きましたが
　王の寵愛を受けた女官が与えられる呼称として特別尚宮、
　またの名を承恩尚宮といいます。
　一般の仕事を持つキャリア尚宮とは違い、名誉職、つまり名前だけです。
　判りやすく言えば、準側室といったころ？

　あくまでも準なので、王族扱いもされず、
　正式な側室としても認められません。

　ハンの寵愛を集めているとはいえ、ソナの今の立場はまだ
　そんなところなのです。
　それでも、ただの水くみであった昔からすれば、
　玉の輿といえるでしょう。

　しかし、後宮入りしたソナを待っていたのは先輩の側室たちの
　嫌がらせでした。
　さて、ソナはこの最初の試練に、どのように立ち向かうのでしょうか？
　

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