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東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
夫を捨てたはずなのに―自分を陵辱する男を忘れられない私
こんにちは。
泉水の中には、まだ泰雅への想いが残っているのですね。
自ら邸を出たのではありますが、
今の泉水に夫への憎しみはなく、ただ、自分のために不幸に終わった
結婚生活、夫に対して申し訳ないと思うばかりです。
さて、泉水が江戸から逃れて隠れ住んだ村、
螢ヶ池村の名前にもしかしたら、記憶がある方もいらっしゃる―かも?
この村は拙作 心花~こころばな~でヒロインお彩がやはり夫京屋市兵衛から
逃れて恋人伊勢次と同棲したのと同じ村です。
お彩はここで身重ながら伊勢次と結ばれ、
伊勢次はお彩の心が自分ではなく、いまだ市兵衛にあることを知り、
絶望のため、螢ヶ池に身を投げて自殺するという哀しい出来事が
あった舞台です。
もし、私の時代物を幾つか読んで下されば、
江戸物はすべて舞台が同じであると気づいて下さるかしれません。
例えば、最新の時代物である小紅と碧天のシリーズにも
随明寺だとか、和泉橋とか、和泉橋町とか、同じ名前が出てきますが、
あれはすべて同じ場所です。
もちろん、時代は微妙に違いますが―。
泉水の中には、まだ泰雅への想いが残っているのですね。
自ら邸を出たのではありますが、
今の泉水に夫への憎しみはなく、ただ、自分のために不幸に終わった
結婚生活、夫に対して申し訳ないと思うばかりです。
さて、泉水が江戸から逃れて隠れ住んだ村、
螢ヶ池村の名前にもしかしたら、記憶がある方もいらっしゃる―かも?
この村は拙作 心花~こころばな~でヒロインお彩がやはり夫京屋市兵衛から
逃れて恋人伊勢次と同棲したのと同じ村です。
お彩はここで身重ながら伊勢次と結ばれ、
伊勢次はお彩の心が自分ではなく、いまだ市兵衛にあることを知り、
絶望のため、螢ヶ池に身を投げて自殺するという哀しい出来事が
あった舞台です。
もし、私の時代物を幾つか読んで下されば、
江戸物はすべて舞台が同じであると気づいて下さるかしれません。
例えば、最新の時代物である小紅と碧天のシリーズにも
随明寺だとか、和泉橋とか、和泉橋町とか、同じ名前が出てきますが、
あれはすべて同じ場所です。
もちろん、時代は微妙に違いますが―。
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