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こんにちは。

　作者が好きなのは基本、宮廷とか後宮とかが舞台の宮廷ものの韓流時代劇
　なのですが、
　やはり、時代物は庶民の姿を描いた作品も大切だと思います。
　地方で地に足を付けてたくましく生きる庶民の哀しみや歓びを
　生き生きと描いたドラマも好きです。
　それは日本の江戸人情ものにも通じると思います。

　さて、今回、暗行御使アメンオサ　という言葉が゛出て来ました。
　判りやすくいえば隠密です。
　ただ日本の将軍様の手先となって動く隠密と異なる点は
　日本の隠密はあくまでも将軍から派遣されたものにすぎず、
　全権を委任されたわけではありません。
　アメンオサは王から全権を委任され、自分が任された地方で
　好きなように自分の判断で罪人を裁く権利がありました。

　隠密となると、どうしても物語りが推理っぽくなる傾向があり、
　頭の悪い作者は、あまり小難しい推理ものなんて到底無理なので、
　その点に苦労したりします。。。

　悪政に苦しむ民はこのアメンオサが来るのを心待ちにし、
　逆に悪政をしいて民を苦しめる地方役人たちはオサがいつ
　どこに現れるか、警戒していたといいます。
　ソナの住む地方都市にも、アメンオサの来訪を待ちわびる民が
　居るようですが―。
　

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