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こんばんは。

　夢五郎の身元がついに判明します。
　尼君の身内というところで、既に〝なーんだ〟と思われていた読者様も
　多いかもしれませんね―汗

　これは、ここで書こうかどうか、さんざん迷ったのですが、、、
　
　今日、泉水が我が儘すぎる、何も今までの経験を活かした生き方ができていない
　というようなご指摘をいただきました。

　おっしゃるとおりだと作者も思います。

　ただ、泉水の場合、単なる我が儘ではなく、
　一種の心理的な病気です。
　生まれながらに性的にあまりに潔癖すぎて、普通なら受け容れられることが
　受け容れられない。
　もっとはっきりいえば、精神的にある方面で障害があると言って良いかもしれません。
　流石にそれは言い過ぎかも知れませんが、
　解りやすいように敢えて言いました。

　今であれば、それに病名がつき、カウンセリングなどをうけるという
　治療法もあるかと思います。

　そして、私が描きたかったのは、何も我が儘娘の男遍歴、人生遍歴ではあり
　ません。
　一人の精神的にある特性をもった女の子が
　あるときは悩み傷つき、あるときは生まれ持ったその特性ゆえに
　めぐり逢った男性を傷つけながらも
　一生懸命にその運命を受け容れて生きてゆこうとする姿であり
　過程です。

　長々と失礼しました。

　感想をお寄せいただきました読者様、貴重なご意見を
　ありがとうございました。
　作者は何もヒロインの生き方を肯定も弁解もしませんが、
　こういう生き方も１００通りの人生の中では、
　その一つとしてあるのではないかというスタンスで
　描いております。

　　
　
　

　

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