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こんにちは。

　今日はあまり良いタイトルが浮かびませんでした―汗

　さて、いよいよ物語りも終盤に！
　ソナは代官の邸に潜入します。

　更に、代官と地方貴族の悪オヤジ二人組がアメンオサが
　自分たちの周囲を探っていることを知り、青ざめます。

　ここで、少しアメンオサについて、ご紹介します。
　既に物語り内でも触れたように、
　アメンオサは公儀の隠密です。判りやすくいえばそうなのですが、
　日本の隠密と違い、韓国の隠密は王から全権を委任されています。
　従って、事件をアメンオサの気持ち一つで裁くことができるという
　大変強い権限を持っています。

　韓国ドラマ好きの方なら、もしかしてご存じかもの
　春香伝　という朝鮮王朝時代に描かれた小説にも登場します。
　ヒロイン春香の相手役のヒーローがアメンオサです。
　アメンオサは変装して現地に潜入するため、よほどのことがない限り
　正体を知られることがありません。
　いわば変装のプロなのです。
　私がこの韓国の隠密であるアメンオサという任務に興味を持ったのは
　以前、韓国ものを書いていたときのこと。
　あらゆるパターンの韓国のもを描いてみたいと考えていたので、　
　チャレンジしたことがあります。
　なので、実はこれで二度目です。
　その割には、たいした進歩もなく―汗

　なお、春香伝はかなり艶っぽい小説で、まさに官能小説の先駆けといった
　感が有ります。
　ドラマ化も何度もされましたが、きわどいシーンがたくさんありすぎて、
　問題視されたこともあったとかないとか。
　当時を生きた両班（貴族）が書いたらしいのですが、執筆者は不明です。
　また、実在したアメンオサパク・ムンスを描いたドラマ
　暗行御使　パク・ムンス　などのドラマも有名です。

　韓国史劇のちょっと変わった感じのものを見たいという方には
　オススメです。


　

　

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