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こんばんは。

　私がそもそも、この外伝の三話を書こうと思ったのは、
タイトルの泉水が出会った、もう一つの愛の形を描きたかったからです。

泉水は本編で、実にたくさんの男と出会いました。
中には最初の方で登場した誠吉のように、本当に人生で束の間、すれ違った
だけの男もいましたし、
泰雅や夢五郎、兵庫之助のように深い関わりを持ち、泉水の人生さえをも変えた
男たちもいました。

その中で描ききれなかったのが、初恋の相手であり、婚約者でもあった裕次郎でした。

また、それらの男たちの愛し方も多様であり、
奪い尽くすような愛、守り包み込むような愛とそれぞれ違って居たと思います。

そんな愛し方の他にも、もっと別の愛し方があるだろうと思いました。
そこで思いついたのが、若い飾り職人の維助のキャラでした。


本編での様々な愛の形は、どちらかといえば愛欲、と言い換えても良い世界ですが
そういうドロドロ？した世界ではない、もっと別の愛の世界、愛し方、愛の形を
描けたら良いなと、、、

あまり喋ると、これから先ご覧いただく楽しみ？　を台無しにしてしまうので、
ここらで止めますね―笑

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