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冷徹な彼の瞳の奥に閃くのは相反する欲情の炎―

こんにちは。

　薫子のお父さん、権力のためには何でもしそうなイメージでしたが、
　意外な面があるのかな？

　帝に迫られて泣いている薫子をそのまま
―では、はい、どうぞ、煮るなり焼くなりお好きになさって下さいませ。
　と、置いていきそうな感じが私自身もしていたのですが、、、
　意外と良い人だったと、話を進めてみて判りました（妙な言い方ですが）。

　後は、薫子自身、父親は側室の娘だから、自分をあまり大切だとは思って
　くれてない、正室の娘だった姉とは違うと信じていたようですが、
　どうも諸綱にとっては薫子も可愛い大切な娘のようです。
　
　良かった、良かった―。

　一方、臣下である前に、義父となった諸綱から手厳しく諫められた帝は？

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