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こんにちは。

　義理のお母さん、薫子に良い事を教えてくれましたね。
　好きな男が帝であろうが、ただ人であろうが、
　決めてになるのは、その男そのものを好きであるかどうかということ。

　薫子は最終的に、その気持ちを大切にして、
　彼の傍にいることを決めたのでした。

　さて、物語りのおしまいにも書いてあるように、
　この物語りはまだ続きがあります。
　どうやら、「帝」と「承平」は同じ男でありながら、それぞれ別人格な
　ようです。
　というより、承平の方が本性なのですが、帝のときは上手く本性を隠して
　いるのですね。
　二つの顔を使い分けて薫子を翻弄する帝ですが、
　彼女もその辺り、なかなか負けてはいません。

　ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

　

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