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こんにちは。

　薫子という女の子のいちばんの魅力は男性にとって、
　その人のすべてを受け止めてくれるところにあるのかな、、、
　と、今まで考えたこともなかったのですが、ふと思いました。

　帝にとっても、小平太にとっても、彼女は彼等の話に黙って耳を傾けて、
　そのすべてを大らかに受け止めていますね。

　さて、第二話の中で使った野ブドウの花言葉は、私も初めて知りました。
　花の名前も種類も知らないので、
　いつも使う花がワンパターンになってしまう。
　なので、今回はあまり使ったことのない花を使いたいと
　季節に合う花を検索したら、たまたま出てきたのがコレでした。
　小平太の捨て子であるという生まれ、また寺育ちという環境から
「慈悲」という野ブドウの花言葉がぴったりくるように思いました。


　この世に生まれてきた人に無用の人間はいない。
　そう思います。

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