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東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
さよなら、承平さん。私、貴方を忘れられるのかな―涙の別離
こんにちは。
あらっ、何で、、、。
薫子がとうとう内裏を出てしまいました。
彼女には、どうしても承平さんの裏切りが許せなかったのでしょうか。
いえ、誰かを恨むということを知らない、できない彼女にとっては
「許せない」というよりは、受け容れられなかったのかもしれませんね。
好きだからこそ栄子という新しい妃を得た承平さんの元を
薫子は静かに去っていったのではないでしょうか。
恨みごとも何も言わずに去ることが、薫子の帝への精一杯の愛情でした。
さて、ここからしばらく舞台は近江の石山寺に移ります。
私は学生時代に一度だけ、石山寺を訪れたことがあります。
大昔のことですが、大津駅に降りてすぐに見た
琵琶湖の美しさ、雄大さだけは今も鮮やかに記憶に残っています。
あらっ、何で、、、。
薫子がとうとう内裏を出てしまいました。
彼女には、どうしても承平さんの裏切りが許せなかったのでしょうか。
いえ、誰かを恨むということを知らない、できない彼女にとっては
「許せない」というよりは、受け容れられなかったのかもしれませんね。
好きだからこそ栄子という新しい妃を得た承平さんの元を
薫子は静かに去っていったのではないでしょうか。
恨みごとも何も言わずに去ることが、薫子の帝への精一杯の愛情でした。
さて、ここからしばらく舞台は近江の石山寺に移ります。
私は学生時代に一度だけ、石山寺を訪れたことがあります。
大昔のことですが、大津駅に降りてすぐに見た
琵琶湖の美しさ、雄大さだけは今も鮮やかに記憶に残っています。
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