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NEW 東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース

気がつけば、、、
こんにちは。

 当地は暖かなクリスマスでしたが、流石にまた冷え込みが厳しくなってきました。
 皆様は、どのようなクリスマスをお過ごしでしょうか?

 やっとなのか、とうとう、なのか分かりませんが、
 長い物語りに一つ、区切りがつきました。
 元々、この物語りのヒロインは薫子なのですが、こうして本編を終えて振り返れば、何 か薫子もさることながら、摂関家との軋轢で苦悩する若い天皇の姿の方が作者自身には 印象深い作品となっていました。

 この作品を連載開始するまで、三ヶ月の空白がありましたもので、 
 これは開始時にも言いましたが、
 本当にドキドキと緊張しました。
 いつも私は作品をあげる前後は冗談でなく、もの凄く緊張するのですが、
 今回は半端ないほどドキドキしました。


 そんな中で、たくさんの方に読んで頂き、勇気を出して良かったなぁと
 思いました。
 
 なお、本編とあるように、この話はまだしばらく続きます。
 明日からの「桜花ゆめ語り」はいちばん最新の作品ですが、帝こと承平さんのまた
本編とは違う姿が見られるかもです。
 スピンオフにつきましても、続けるかどうか、かなり迷いました。本編できっちりキレイに終わらせるべきかとも思ったり。
 でも、中には最後まで読んで見たいという奇特な優しい方も一人くらいはおられらることを勝手に期待して最後まで突っ走ろうと思います。

 なので、ここで一度、
 拙い作品をご覧頂き、ありがとうございます。
 実は第一話ごとに「あとがき」があるのですけど、途中で入れるとかえって興ざめになってもと思い、今回はすべての話が出そろってから「あとがき集」と形で巻末につけようと考えています。
 

―主上、人は一度権力を持つと、その蜜の味が忘れられないと申します。恐らくは関白さまも天下を思うがままに動かすことのできるその地位の魅力に取り憑かれておいでだったのでしょう。

 私は歴史が大好きで、韓流時代劇、日本の時代劇と色々と史劇を見てきましたが、薫子の言葉ではないけれど、結局のところ、政変というのは「権力欲」が生んだものという気がします。
 後世に生きる私たちから見れば、興味深い「歴史」であっても、当時を生きた渦中の人々には、なかなか耐え難い「現実」であったことでしょう。

 長々と失礼致しました。

 素敵なクリスマスになりますように。
[作成日]2015-12-25
44拍手

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