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こんにちは。

　皆様、今日、登場した乳兄弟の三郎。
　実は本編でもおしまいの方に少しだけ登場しています。
　栄子の弟頼通に攫われた薫子が北の別邸に監禁されてしまい、
　栄子がそれを救いにきましたね。

　あの時、別邸から内裏まで信頼できる従者を付けて薫子を送らせる―、
　栄子が言いました。
　あのときの従者が三郎です。

　今回の「桜花夢語り」の後半は本編の後半と連動しています。
　判りやすくいうと、本編での時間設定と同じ時間設定で描いてゆきます。

　なので、もう少し先ですが、本編での主役たちも登場して、
　栄子と拘わってゆきます。
　本編が薫子から見た物語りなら、こちらは栄子の立場から見た物語です。
　そのため、同じ事件や出来事が違う人の目を通して語られます。

　さて、本編では、ほんの一瞬の登場だった三郎、
　こちらでは出番もそれなりにあります。
　蓮葉は三郎の栄子に対する不自然な態度について、
　少し不安を感じているようですが、、、



　

　

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