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東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
叔母上、朕の物になりませんか? 迫る帝の唇に栄子は何と?
皆様、こんにちは。
実をいうと、この作品でいちばん書きたかったのが今日のシーン、更に
栄子が帝に与えた言葉、
「主上はそれほどまでに尚侍さまを愛していらっしゃるのです。その尚侍さまを本当に裏切るようなことをなさってもよろしいのですか? 誤解は努力して誠を尽くせば、いずれは相手に理解して貰える可能性があります。しかしながら、本当の意味で裏切れば、幾ら言い訳を並べ立てても二度と信頼を取り戻すことはできないのですよ」
だと思います。
この流れのまま、一度だけ二人が結ばれた秘密の一夜があった。
しかし、その事実は永遠に伏せられ、当事者二人だけしか知らないことになった。
そういう展開もある意味では可能ではありました。
しかし、それでは「本編」そのものの意味や存在感が揺らいでしまうと思いました。
この話は承平こと帝の薫子への思いの深さ強さに意味があるのであり、
ただの一度でも「裏切って」しまえば、物語り全体がその意味を失います。
そういう作者の思いを栄子の今日の言葉に託してみました。
実をいうと、この作品でいちばん書きたかったのが今日のシーン、更に
栄子が帝に与えた言葉、
「主上はそれほどまでに尚侍さまを愛していらっしゃるのです。その尚侍さまを本当に裏切るようなことをなさってもよろしいのですか? 誤解は努力して誠を尽くせば、いずれは相手に理解して貰える可能性があります。しかしながら、本当の意味で裏切れば、幾ら言い訳を並べ立てても二度と信頼を取り戻すことはできないのですよ」
だと思います。
この流れのまま、一度だけ二人が結ばれた秘密の一夜があった。
しかし、その事実は永遠に伏せられ、当事者二人だけしか知らないことになった。
そういう展開もある意味では可能ではありました。
しかし、それでは「本編」そのものの意味や存在感が揺らいでしまうと思いました。
この話は承平こと帝の薫子への思いの深さ強さに意味があるのであり、
ただの一度でも「裏切って」しまえば、物語り全体がその意味を失います。
そういう作者の思いを栄子の今日の言葉に託してみました。
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