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こんにちは。

　源典侍の想い、何となく同性として理解できるような気がする
　作者です。

　身体を重ねて結ばれるということと、心が通じ合うというのは
　時にまったく別ものであることもあります。　
　もちろん心から愛し合っていれば、それが同じ意味を持つこともある
　のですが、
　不幸にして、そうでない場合もある。

　典侍は恋に生きてきた女でしたが、
　すべての恋は、中身のない遊びでしかないものでした。
　それが人生の終わりになって「人妻」となり、
　出逢った「形だけの夫」に特別な思いを抱き、
　その関係を特別なものと思うようになりました。
　
　よくあるような恋ではないけれど、
　これもまた恋、あるいは恋とまでは言えなくても
　「限りなく恋に近い想い」と言えるのではないかなと思うのですが、、、
　
　

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