作者ページ
東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
大好きな貴方の腕の中で逝けて、私は幸せでした。
ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。
またまた余計なものですが、作品を書いたときの覚え書きをあげています。
―切ない恋―
さて、やっとやっと「白桜記外伝」の第二話「櫻の系譜―雪時雨―」の入力が完成しました。ペン書きでの下書きを済ませてから、ほぼ一カ月。随分と時間がかかってしまいました。それにしても、打ち込みをしながら自分の作品をじっくりと読んでいくわけですが、何か可哀想な話です。この後に続く第三話「水面の月」も可哀想な話で、ちょっと切ない恋の話ばかりが続くのですが―。
少々気が強い跳ねっ返りのお姫様が生まれて初めて男の人を好きになって、その人は別に想う女がいてという設定です。この話がベースになって「白桜記」本編へと続くのですが、書いた順番としては本編が先。本編の中では既に信頼の正室は亡くなっている時代から始まります。本編では信頼と聡一郎の恋のゆく方を長編で描いておりますので、興味のある方は是非そちらもどうぞ。
私的には最後のシーン、夕陽の中で満開の桜を眺めながら長儀子が亡くなる場面が好き―というより、印象に残っています。可哀想な恋でしたが、最後の最後で好きな男の腕の中できれいな桜を見ながら旅立てたので、それがせめてもの救いです。
それから、これは余談ですが、作者としては、もしこの長儀子さんが生きて信頼との間に子どもが生まれていたら、もしかしたら聡一郎と信頼のその後も大きく変わっていたのではとも考えます。それとも、たとえ、どんな女性が現れようとも、信頼と聡一郎は結ばれる運命にあったのでしょうか。
様々な女性の生と恋をこれからも私なりに真摯に描いてゆきたいと思います。
二〇〇七年一月十日 深夜
またまた余計なものですが、作品を書いたときの覚え書きをあげています。
―切ない恋―
さて、やっとやっと「白桜記外伝」の第二話「櫻の系譜―雪時雨―」の入力が完成しました。ペン書きでの下書きを済ませてから、ほぼ一カ月。随分と時間がかかってしまいました。それにしても、打ち込みをしながら自分の作品をじっくりと読んでいくわけですが、何か可哀想な話です。この後に続く第三話「水面の月」も可哀想な話で、ちょっと切ない恋の話ばかりが続くのですが―。
少々気が強い跳ねっ返りのお姫様が生まれて初めて男の人を好きになって、その人は別に想う女がいてという設定です。この話がベースになって「白桜記」本編へと続くのですが、書いた順番としては本編が先。本編の中では既に信頼の正室は亡くなっている時代から始まります。本編では信頼と聡一郎の恋のゆく方を長編で描いておりますので、興味のある方は是非そちらもどうぞ。
私的には最後のシーン、夕陽の中で満開の桜を眺めながら長儀子が亡くなる場面が好き―というより、印象に残っています。可哀想な恋でしたが、最後の最後で好きな男の腕の中できれいな桜を見ながら旅立てたので、それがせめてもの救いです。
それから、これは余談ですが、作者としては、もしこの長儀子さんが生きて信頼との間に子どもが生まれていたら、もしかしたら聡一郎と信頼のその後も大きく変わっていたのではとも考えます。それとも、たとえ、どんな女性が現れようとも、信頼と聡一郎は結ばれる運命にあったのでしょうか。
様々な女性の生と恋をこれからも私なりに真摯に描いてゆきたいと思います。
二〇〇七年一月十日 深夜
| 関連小説リンク |