パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

こんにちは。

　何とか波乱含みの二人、元の鞘におさまってくれそうで、
　作者もホッとしています。

　それにしても、やはり、人という生きものは権力欲よりも情愛が
　優先されるべきものなのでしょうか。
　皆様、この話の中盤辺りで、
　まだ正体を明らかにしていない皇帝（法明）と宰相郁文昭が
　御簾越しに密談を交わす場面を憶えておいででしょうか？

　芳華の懐妊が判った直後のことです。
　あのときも、文昭は若き皇帝に
　－人生の先輩として言うなら、人の心というものは長い時間が経てば経つほど
　厄介になる。
　と進言していました。

　そして、今回もまた文昭は娘に
－皇后や皇太子の生母となるより前に、皇帝を慕う一人の女として幸せになって
　欲しい。

　と年長者らしいアドバイスをします。
　
　図らずも文昭は若い二人にそれぞれ人生の先輩としてアドバイスしたことになります。
　二人のラブだけでなく、そういったところもご覧いただければ
　作者として嬉しいです。

　長々と失礼しました。

| 関連小説リンク |