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東 めぐみ(結菜)さんの作者ニュース
今の]紫蘭は後宮という豪奢な鳥籠で飼われている小鳥と同じ。
こんにちは。
紫蘭は無理に皇帝に召されたのではなく、彼女の方から意図的に
皇帝に近付いたのだ-。
何とも惨い心ない噂が流れ、紫蘭を傷つけます。
しかも、皇帝の紫蘭への寵愛と執着はますます強まるばかりで、
紫蘭の心は余計に沈みがちです。
これはもちろんフィクションですが、紫蘭はいわば
「陥れられた女性」です。
歴史にはえてして、こういう誤解を受けやすい女性がいます。
歴史的に見れば、とても興味深い話です。
朝鮮王朝史においても、暗君のヨンサングンという国王の母廃妃ユン氏
は悪女だったといわれていますが、
ドラマ「王と私」では、実はユン氏は悪女だったのではなく、
「陰謀で陥れられて悪女に仕立て上げられた」という傍説にのっとって
悲運の女性としてユン氏が描かれました。
こういう主説ではなく傍説を採用してお話を作るということに、
私はこのドラマで目覚めました。
このドラマである宦官の科白が印象的でした。
「お妃様は陥れられて悪女に仕立て上げられた。
恐らく後世の人々はそれを知らないだろう、この時代に生きた私たちだけが
知っていることだ。そして、それが歴史というものなんだよ」
紫蘭は無理に皇帝に召されたのではなく、彼女の方から意図的に
皇帝に近付いたのだ-。
何とも惨い心ない噂が流れ、紫蘭を傷つけます。
しかも、皇帝の紫蘭への寵愛と執着はますます強まるばかりで、
紫蘭の心は余計に沈みがちです。
これはもちろんフィクションですが、紫蘭はいわば
「陥れられた女性」です。
歴史にはえてして、こういう誤解を受けやすい女性がいます。
歴史的に見れば、とても興味深い話です。
朝鮮王朝史においても、暗君のヨンサングンという国王の母廃妃ユン氏
は悪女だったといわれていますが、
ドラマ「王と私」では、実はユン氏は悪女だったのではなく、
「陰謀で陥れられて悪女に仕立て上げられた」という傍説にのっとって
悲運の女性としてユン氏が描かれました。
こういう主説ではなく傍説を採用してお話を作るということに、
私はこのドラマで目覚めました。
このドラマである宦官の科白が印象的でした。
「お妃様は陥れられて悪女に仕立て上げられた。
恐らく後世の人々はそれを知らないだろう、この時代に生きた私たちだけが
知っていることだ。そして、それが歴史というものなんだよ」
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