ピックアップおめでとうございます。
「快楽の奴隷」というタイトルを裏切ることなく、純文学を匂わせる耽美な官能描写ももちろん素晴らしいですが、それだけを目的に読み始めたことを恥じてしまうぐらい深いストーリーに、頁を捲る毎に惹きつけられていきます。
高梨の作品の創作意欲を掻き立てる道具として献身的に身を捧げていた花純が、ひとりの女性として愛されたい、高梨の躰、心、才能、未来…そして過去までも自分のものにしたいと欲した時、二人の未来に希望があるのか……
高梨の過去の悪夢を拭い去ることが出来るのか……
今後共、更新を楽しみにしております。
作者ページ
奏音 美都さんのレビュー一覧
官能小説とはなんぞや?と思っている方はぜひご一読を♪
章ごとに簡潔かつ核心をつく文章に
納得したり
心臓を刺されるような痛みを感じたり
思わずクスリと笑みを溢したり
様々な感情が湧き上がりました。
印象的だったのは「男女」についての章です。
そう、女性作家が男性の心理を完全に掴むなんて無理だし、逆もしかりです。
多くの女性作家が異性を描く時リアルの男性に比べて魅力的に描いているのは、それを望む女性読者様が多いから。
そこに理想を見て、現実を忘れ、妄想に浸る…BLにも通じるファンタジー観が存在するのですよね。
書評及びこちらの作品、とても勉強になり感謝しています。
章ごとに簡潔かつ核心をつく文章に
納得したり
心臓を刺されるような痛みを感じたり
思わずクスリと笑みを溢したり
様々な感情が湧き上がりました。
印象的だったのは「男女」についての章です。
そう、女性作家が男性の心理を完全に掴むなんて無理だし、逆もしかりです。
多くの女性作家が異性を描く時リアルの男性に比べて魅力的に描いているのは、それを望む女性読者様が多いから。
そこに理想を見て、現実を忘れ、妄想に浸る…BLにも通じるファンタジー観が存在するのですよね。
書評及びこちらの作品、とても勉強になり感謝しています。
水蜜桃の記憶(非公開)
[評価] ★★★★★
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