主要人物それぞれの恋愛模様。
小田切さんの心境や、行動や態度の変化がじわじわ伝わってきて、凄ーく共感出来ました!
序盤は悲壮感が漂ってます(泣)。
奇妙な提案、ハイテンションなノリ、馴れ馴れしい行動…こういうタイプの人じゃないのに、わざとそうしてるのかな?って。
徐々に香織に対して、自分の気持ちを見せて行きながら、少しの束縛や嫉妬もあって、後半は光花への想いを抱きながら、香織と向き合おうとしてるのが伝わってきました。
光花との恋愛の章は、辛くて悲しいんですが、輝いてます☆
きっと光花だから、私はこう感じたんだと思います。
彼女の無邪気さ、実直さ、天然な所、読んでいて元気を貰えました!
勿論、
作者ページ
チョモランさんのレビュー一覧
千晴の恋は、甘く切ないです。。。
このセリフ「お月さま、きれいですね」あっ、夏目漱石!(笑)
遠回しですね、先生。
藤田先生のどれだけ好きだろうが…って言葉に2人の関係性がこもってます。
後、藤田先生と村上先生は、同じ立場なのに既婚か、未婚(バツイチですが)かでこうも結果が違うんだな~と思い知らされました。
当然なんですけどね…。
碧視点でしか見れなかった結愛。
遥との絡みは可愛らしさもあり、イメージが変わりました。
個人的に、こういう意思の強いキャラ好きです☆
っと言いますか、碧の事が会話に出た時はドキッとしました!
遥も微妙な心境なんですね。。。
碧と遥が気になりますーー(笑)
このセリフ「お月さま、きれいですね」あっ、夏目漱石!(笑)
遠回しですね、先生。
藤田先生のどれだけ好きだろうが…って言葉に2人の関係性がこもってます。
後、藤田先生と村上先生は、同じ立場なのに既婚か、未婚(バツイチですが)かでこうも結果が違うんだな~と思い知らされました。
当然なんですけどね…。
碧視点でしか見れなかった結愛。
遥との絡みは可愛らしさもあり、イメージが変わりました。
個人的に、こういう意思の強いキャラ好きです☆
っと言いますか、碧の事が会話に出た時はドキッとしました!
遥も微妙な心境なんですね。。。
碧と遥が気になりますーー(笑)
昭和初期…戦争も多く、激動の時代。
歴史で学んだり、テレビで情報を得たり、その程度の知識しかありませんが、この時代に生きた菊乃を中心に、結婚・妊娠・家族、あと、夫の正一郎の事を丁寧に描写されてます。
菊乃が怒ったり、泣いたり、辛い思いをしながら必死に、地に足を付けて生きてる様が、物凄く素敵ですね☆
勿論、この時代の生活面、教育、家族構成、格差、戦争などの事も書いてあり、難し過ぎず、かと言って簡潔過ぎず、個人的に昔を題材にした小説は、あまり得意ではないんですが、読みやすくて引き込まれました!
正一郎の人柄も、徐々に好感が持てましたし、他登場人物も自立してます。
読み応えのある作品でした!
歴史で学んだり、テレビで情報を得たり、その程度の知識しかありませんが、この時代に生きた菊乃を中心に、結婚・妊娠・家族、あと、夫の正一郎の事を丁寧に描写されてます。
菊乃が怒ったり、泣いたり、辛い思いをしながら必死に、地に足を付けて生きてる様が、物凄く素敵ですね☆
勿論、この時代の生活面、教育、家族構成、格差、戦争などの事も書いてあり、難し過ぎず、かと言って簡潔過ぎず、個人的に昔を題材にした小説は、あまり得意ではないんですが、読みやすくて引き込まれました!
正一郎の人柄も、徐々に好感が持てましたし、他登場人物も自立してます。
読み応えのある作品でした!
上司と部下、不倫じゃないのに、恋人じゃなくて、セフレ。
20歳の差が、こういう関係になってしまう…凄い分かります。
義隆の心情が、心苦しいですね。
菜摘の事を思えばこそ、抑えた想い、心にも無いセリフ、読んでいてズキズキ胸が痛かったです。
菜摘の揺れ動く気持ちも、こうなって当然ですし、歳の差があると、普段の会話にジェネレーションギャップは感じますしね。
でもそういうのって、これから一緒に生きて行く上であまり意味が無くて、巽さんの言葉で気付いた菜摘が、義隆の本音を聞くシーンは、義隆の涙に思わずウルッときました。
あぁ~義隆はここまで思い詰めてたんだなぁ…と。
ラストもドキッとさせられました!
20歳の差が、こういう関係になってしまう…凄い分かります。
義隆の心情が、心苦しいですね。
菜摘の事を思えばこそ、抑えた想い、心にも無いセリフ、読んでいてズキズキ胸が痛かったです。
菜摘の揺れ動く気持ちも、こうなって当然ですし、歳の差があると、普段の会話にジェネレーションギャップは感じますしね。
でもそういうのって、これから一緒に生きて行く上であまり意味が無くて、巽さんの言葉で気付いた菜摘が、義隆の本音を聞くシーンは、義隆の涙に思わずウルッときました。
あぁ~義隆はここまで思い詰めてたんだなぁ…と。
ラストもドキッとさせられました!
面白かったです!
主人公の小田桐菜津子の人柄が、掴み所が無くて、控え目なのか、積極的なのか分からない感じで、少し奇妙さもあって、凄く興味深い人ですね。
相手は、マッサージ師、チャットでの出会い、ネットで見つけたブロガーとの出会い、同級生、新幹線内で隣に座った大学生、バーで会った役者…。
1人目より2人目と、徐々にエスカレートしていく行為に期待が膨らみましたし、4人目から、彼女が大胆になってきて恥も外聞もない様が、リアルで印象的でした。
7人目の相手は想定内でしたが、人物像が意外で驚きました!
もっと冷淡な人を想像してたので(^^;
6人の浮気相手のその後…気になります。
忘れたんでしょうか?
主人公の小田桐菜津子の人柄が、掴み所が無くて、控え目なのか、積極的なのか分からない感じで、少し奇妙さもあって、凄く興味深い人ですね。
相手は、マッサージ師、チャットでの出会い、ネットで見つけたブロガーとの出会い、同級生、新幹線内で隣に座った大学生、バーで会った役者…。
1人目より2人目と、徐々にエスカレートしていく行為に期待が膨らみましたし、4人目から、彼女が大胆になってきて恥も外聞もない様が、リアルで印象的でした。
7人目の相手は想定内でしたが、人物像が意外で驚きました!
もっと冷淡な人を想像してたので(^^;
6人の浮気相手のその後…気になります。
忘れたんでしょうか?
自分の存在価値を見出だしたかったのかな?
自分を認めて、褒めてもらえて、愛される。
人形として従順でいる。
面倒な事も無い、何も求めてこない男。
そんなしのめの思惑に、いつの間にか真菜も感化されて、後、しのめに対する想いもあったんでしょうね。
男に対する嫉妬もあったんでしょうか?
真菜も、勿論しのめも、この洋館に残りますが、
しのめと真菜の乱れる様は、強烈です。
目に焼き付いて…。
GL要素が、個人的に少し苦手なので(苦笑)
ラストはグロテスクさもありました。
2人の行く末は、人形として生きるって事…
憐れだな~と思いました。
自分を認めて、褒めてもらえて、愛される。
人形として従順でいる。
面倒な事も無い、何も求めてこない男。
そんなしのめの思惑に、いつの間にか真菜も感化されて、後、しのめに対する想いもあったんでしょうね。
男に対する嫉妬もあったんでしょうか?
真菜も、勿論しのめも、この洋館に残りますが、
しのめと真菜の乱れる様は、強烈です。
目に焼き付いて…。
GL要素が、個人的に少し苦手なので(苦笑)
ラストはグロテスクさもありました。
2人の行く末は、人形として生きるって事…
憐れだな~と思いました。
女子大学生のしのめと、真菜、この2人と『黒椿館』と言う怪しい洋館での話。
洋館の周りの風景や、洋館内の描写、真菜の緊張…伝わってきます。
たった数ページで、洋館の異質さや、胡散臭さ、予感を感じるんですよね。
凄いな~(笑)
洋館内の部屋、しのめの蝋人形がズラーっと並んでる光景。異様です。
しのめと男の企み?もあり、鉄格子の中に閉じ込められた真菜。
この男が、また色気たっぷりで、危うさもあり、独特なオーラを発してますね。
真菜との会話も、彼の人物像に合ってます。
道具みたいな人生を壊したくて「人形として愛でられる悦び」を与えてくれる。
しのめがこの洋館に来た訳なんですが、深いです。
ただ、
洋館の周りの風景や、洋館内の描写、真菜の緊張…伝わってきます。
たった数ページで、洋館の異質さや、胡散臭さ、予感を感じるんですよね。
凄いな~(笑)
洋館内の部屋、しのめの蝋人形がズラーっと並んでる光景。異様です。
しのめと男の企み?もあり、鉄格子の中に閉じ込められた真菜。
この男が、また色気たっぷりで、危うさもあり、独特なオーラを発してますね。
真菜との会話も、彼の人物像に合ってます。
道具みたいな人生を壊したくて「人形として愛でられる悦び」を与えてくれる。
しのめがこの洋館に来た訳なんですが、深いです。
ただ、
と、分かって、それが常務の中にある段取りを想像させて、ゾクッとしました。
その後、貞操帯を付けられたり、縛ってバイブ、会社内でのご奉仕、乱交など…他にも色々されます。
恐らく長期間の調教だと思います。
最終的には、『いけ』と言われるだけで絶頂する。
凄いです。究極の状態。
この間常務は帰らぬ人となりますが、こんな状況でも、彼女は終始、会話の途中に喘ぎ声を漏らしてます。
常務が、彼女の体を侵食したんだな~と。
常務の餌食にされたんでしょうか?
でも、これこそが常務が求めてた物なんでしょうね。
タイトルも優秀ですね!
正に、彼女自身。
と言いますか、ラストの先輩って誰ですか?(笑)
その後、貞操帯を付けられたり、縛ってバイブ、会社内でのご奉仕、乱交など…他にも色々されます。
恐らく長期間の調教だと思います。
最終的には、『いけ』と言われるだけで絶頂する。
凄いです。究極の状態。
この間常務は帰らぬ人となりますが、こんな状況でも、彼女は終始、会話の途中に喘ぎ声を漏らしてます。
常務が、彼女の体を侵食したんだな~と。
常務の餌食にされたんでしょうか?
でも、これこそが常務が求めてた物なんでしょうね。
タイトルも優秀ですね!
正に、彼女自身。
と言いますか、ラストの先輩って誰ですか?(笑)
主人公の彼女が、高校卒業前~就職してからの話。
奇妙な冒頭…と思いながら読んでましたが、この小説の奇態さは、終盤まで彼女の会話のみって所でしょうか?
回想シーンすら出てきません。
ずーっと誰かと会話してます。
主に、彼女が就職先の会社の常務と、どういう切っ掛けで体の関係になったか、どういう事をされたか、などを話します。
常務が一目で彼女の被虐性欲を見抜くシーンは、特別な行為はしていないのに、羞恥心や興奮、物足りなさ、期待などが入り混じっていて、印象に残ってます。
ここから、常務との関係が始まるんですが…
最初っからハードな事はせず、徐々に、性行為の濃度を上げていくやり方が、調教してる
奇妙な冒頭…と思いながら読んでましたが、この小説の奇態さは、終盤まで彼女の会話のみって所でしょうか?
回想シーンすら出てきません。
ずーっと誰かと会話してます。
主に、彼女が就職先の会社の常務と、どういう切っ掛けで体の関係になったか、どういう事をされたか、などを話します。
常務が一目で彼女の被虐性欲を見抜くシーンは、特別な行為はしていないのに、羞恥心や興奮、物足りなさ、期待などが入り混じっていて、印象に残ってます。
ここから、常務との関係が始まるんですが…
最初っからハードな事はせず、徐々に、性行為の濃度を上げていくやり方が、調教してる
真夏の雪様、いつも更新お疲れ様です☆
13章の敬介の馬鹿な思考、身勝手な行動、梨絵の蕾に対する表面的な同情、中條の薄情さ、鬼畜さ、松岡に語った彩乃に対する蔑むような見方など、本当にこの人達は忌まわしいです。
ここまでして、蕾を手に入れたい…中條は独占欲の塊ですね。
蕾を玩具のように扱っていて、幼稚で卑猥。
彩乃の蕾に対する劣等感、嫉妬などが、蕾の行く末を見ているようで、残酷です。。。
蕾を散々弄ぶ中條を、リアルに描写されているとこ、只々凄いです。
とは言え、中條だけと思っていたら、松岡までとは…!?
松岡も蕾の妖艶さに嵌まって行くんでしょうか?
聖と父の、あの後も気になります。
13章の敬介の馬鹿な思考、身勝手な行動、梨絵の蕾に対する表面的な同情、中條の薄情さ、鬼畜さ、松岡に語った彩乃に対する蔑むような見方など、本当にこの人達は忌まわしいです。
ここまでして、蕾を手に入れたい…中條は独占欲の塊ですね。
蕾を玩具のように扱っていて、幼稚で卑猥。
彩乃の蕾に対する劣等感、嫉妬などが、蕾の行く末を見ているようで、残酷です。。。
蕾を散々弄ぶ中條を、リアルに描写されているとこ、只々凄いです。
とは言え、中條だけと思っていたら、松岡までとは…!?
松岡も蕾の妖艶さに嵌まって行くんでしょうか?
聖と父の、あの後も気になります。