作者ページ

チョモランさんのレビュー一覧

表示中 | 非表示にする
理想と偽装の向こう側
[評価] ★★★★★

主要人物それぞれの恋愛模様。
小田切さんの心境や、行動や態度の変化がじわじわ伝わってきて、凄ーく共感出来ました!
序盤は悲壮感が漂ってます(泣)。
奇妙な提案、ハイテンションなノリ、馴れ馴れしい行動…こういうタイプの人じゃないのに、わざとそうしてるのかな?って。
徐々に香織に対して、自分の気持ちを見せて行きながら、少しの束縛や嫉妬もあって、後半は光花への想いを抱きながら、香織と向き合おうとしてるのが伝わってきました。
光花との恋愛の章は、辛くて悲しいんですが、輝いてます☆
きっと光花だから、私はこう感じたんだと思います。
彼女の無邪気さ、実直さ、天然な所、読んでいて元気を貰えました!
勿論、
2017-01-31 03:13:03
17歳の寄り道 過去コンテスト
[評価] ★★★★★

千晴の恋は、甘く切ないです。。。
このセリフ「お月さま、きれいですね」あっ、夏目漱石!(笑)
遠回しですね、先生。
藤田先生のどれだけ好きだろうが…って言葉に2人の関係性がこもってます。
後、藤田先生と村上先生は、同じ立場なのに既婚か、未婚(バツイチですが)かでこうも結果が違うんだな~と思い知らされました。
当然なんですけどね…。

碧視点でしか見れなかった結愛。
遥との絡みは可愛らしさもあり、イメージが変わりました。
個人的に、こういう意思の強いキャラ好きです☆
っと言いますか、碧の事が会話に出た時はドキッとしました!
遥も微妙な心境なんですね。。。

碧と遥が気になりますーー(笑)


2017-01-29 06:49:28
潮騒 過去コンテスト
[評価] ★★★★★

昭和初期…戦争も多く、激動の時代。
歴史で学んだり、テレビで情報を得たり、その程度の知識しかありませんが、この時代に生きた菊乃を中心に、結婚・妊娠・家族、あと、夫の正一郎の事を丁寧に描写されてます。
菊乃が怒ったり、泣いたり、辛い思いをしながら必死に、地に足を付けて生きてる様が、物凄く素敵ですね☆
勿論、この時代の生活面、教育、家族構成、格差、戦争などの事も書いてあり、難し過ぎず、かと言って簡潔過ぎず、個人的に昔を題材にした小説は、あまり得意ではないんですが、読みやすくて引き込まれました!
正一郎の人柄も、徐々に好感が持てましたし、他登場人物も自立してます。

読み応えのある作品でした!

2017-01-28 05:53:48
秘密の恋人
[評価] ★★★★★

上司と部下、不倫じゃないのに、恋人じゃなくて、セフレ。
20歳の差が、こういう関係になってしまう…凄い分かります。
義隆の心情が、心苦しいですね。
菜摘の事を思えばこそ、抑えた想い、心にも無いセリフ、読んでいてズキズキ胸が痛かったです。
菜摘の揺れ動く気持ちも、こうなって当然ですし、歳の差があると、普段の会話にジェネレーションギャップは感じますしね。
でもそういうのって、これから一緒に生きて行く上であまり意味が無くて、巽さんの言葉で気付いた菜摘が、義隆の本音を聞くシーンは、義隆の涙に思わずウルッときました。
あぁ~義隆はここまで思い詰めてたんだなぁ…と。

ラストもドキッとさせられました!

2017-01-28 04:26:54
小田桐菜津子と七つの情事 過去コンテスト
[評価] ★★★★★

面白かったです!
主人公の小田桐菜津子の人柄が、掴み所が無くて、控え目なのか、積極的なのか分からない感じで、少し奇妙さもあって、凄く興味深い人ですね。
相手は、マッサージ師、チャットでの出会い、ネットで見つけたブロガーとの出会い、同級生、新幹線内で隣に座った大学生、バーで会った役者…。
1人目より2人目と、徐々にエスカレートしていく行為に期待が膨らみましたし、4人目から、彼女が大胆になってきて恥も外聞もない様が、リアルで印象的でした。
7人目の相手は想定内でしたが、人物像が意外で驚きました!
もっと冷淡な人を想像してたので(^^;

6人の浮気相手のその後…気になります。
忘れたんでしょうか?
2017-01-27 10:50:07
黒椿人形館
[評価] ★★★★★

自分の存在価値を見出だしたかったのかな?
自分を認めて、褒めてもらえて、愛される。
人形として従順でいる。
面倒な事も無い、何も求めてこない男。

そんなしのめの思惑に、いつの間にか真菜も感化されて、後、しのめに対する想いもあったんでしょうね。
男に対する嫉妬もあったんでしょうか?
真菜も、勿論しのめも、この洋館に残りますが、
しのめと真菜の乱れる様は、強烈です。
目に焼き付いて…。

GL要素が、個人的に少し苦手なので(苦笑)
ラストはグロテスクさもありました。

2人の行く末は、人形として生きるって事…
憐れだな~と思いました。



2017-01-26 08:40:28
黒椿人形館
[評価] ★★★★★

女子大学生のしのめと、真菜、この2人と『黒椿館』と言う怪しい洋館での話。
洋館の周りの風景や、洋館内の描写、真菜の緊張…伝わってきます。
たった数ページで、洋館の異質さや、胡散臭さ、予感を感じるんですよね。
凄いな~(笑)
洋館内の部屋、しのめの蝋人形がズラーっと並んでる光景。異様です。
しのめと男の企み?もあり、鉄格子の中に閉じ込められた真菜。
この男が、また色気たっぷりで、危うさもあり、独特なオーラを発してますね。
真菜との会話も、彼の人物像に合ってます。

道具みたいな人生を壊したくて「人形として愛でられる悦び」を与えてくれる。
しのめがこの洋館に来た訳なんですが、深いです。
ただ、

2017-01-26 07:43:59
みなしごの告白
[評価] ★★★★★

と、分かって、それが常務の中にある段取りを想像させて、ゾクッとしました。
その後、貞操帯を付けられたり、縛ってバイブ、会社内でのご奉仕、乱交など…他にも色々されます。
恐らく長期間の調教だと思います。
最終的には、『いけ』と言われるだけで絶頂する。
凄いです。究極の状態。
この間常務は帰らぬ人となりますが、こんな状況でも、彼女は終始、会話の途中に喘ぎ声を漏らしてます。
常務が、彼女の体を侵食したんだな~と。
常務の餌食にされたんでしょうか?
でも、これこそが常務が求めてた物なんでしょうね。
タイトルも優秀ですね!
正に、彼女自身。

と言いますか、ラストの先輩って誰ですか?(笑)

2017-01-26 05:46:26
みなしごの告白
[評価] ★★★★★

主人公の彼女が、高校卒業前~就職してからの話。

奇妙な冒頭…と思いながら読んでましたが、この小説の奇態さは、終盤まで彼女の会話のみって所でしょうか?
回想シーンすら出てきません。
ずーっと誰かと会話してます。

主に、彼女が就職先の会社の常務と、どういう切っ掛けで体の関係になったか、どういう事をされたか、などを話します。
常務が一目で彼女の被虐性欲を見抜くシーンは、特別な行為はしていないのに、羞恥心や興奮、物足りなさ、期待などが入り混じっていて、印象に残ってます。
ここから、常務との関係が始まるんですが…
最初っからハードな事はせず、徐々に、性行為の濃度を上げていくやり方が、調教してる
2017-01-26 04:56:11
口琴
[評価] ★★★★★

真夏の雪様、いつも更新お疲れ様です☆

13章の敬介の馬鹿な思考、身勝手な行動、梨絵の蕾に対する表面的な同情、中條の薄情さ、鬼畜さ、松岡に語った彩乃に対する蔑むような見方など、本当にこの人達は忌まわしいです。

ここまでして、蕾を手に入れたい…中條は独占欲の塊ですね。
蕾を玩具のように扱っていて、幼稚で卑猥。
彩乃の蕾に対する劣等感、嫉妬などが、蕾の行く末を見ているようで、残酷です。。。

蕾を散々弄ぶ中條を、リアルに描写されているとこ、只々凄いです。

とは言え、中條だけと思っていたら、松岡までとは…!?
松岡も蕾の妖艶さに嵌まって行くんでしょうか?

聖と父の、あの後も気になります。

2017-01-26 03:23:17

ユーザーメニュー

無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ