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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第5章 眼差しのテンプテーション
綾波はそう言いながら、美名に頭を撫でられて満更でもない様に頬を緩ませている。
目が合うと、やはり照れて美名はそっぽを向くが、彼の厳しいダメ出しが飛ぶ。
「おい、せっかくのプレイ中に顔を逸らすとはどういう事だ」
「プ、プレイ!?なのっ?」
美名は真っ赤になり、余計に恥ずかしさが増して彼を見れない。
綾波は溜め息を吐いて笑った。
「全く……昨夜あんなに色んな事をしたのに、こんなんで恥ずかしいのか?」
「だ、だって……下から顔を見られるのが恥ずかしいの!」
美名はキレ気味に小さく叫ぶ。
「……何がそんなに恥ずかしい?」
「う……だ、だって、下から見ると……ぶ、不細工じゃない……?」
美名がそっぽを向いたまま頬を膨らませて渋々答えると、綾波は目を丸くした。