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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第5章 眼差しのテンプテーション
「そうだな……着る姿を堪能した後、一枚一枚脱がして行くのもいいか……」
「やっ……やだあっ……剛さんの意地悪っ!」
「ふふ……さて、どうしようかな」
綾波は、狼が兎を追い詰めるが如く少しずつ近付いて追い詰め、その鋭い眼光は美名の身体の自由を奪う。
美名は、彼と出会って恋人同士になり結婚を決めた今でも、この鋭い眼差しに慣れる事が出来ない。
身がすくんでしまう程怖いかと思えば、ふと堪らなく甘い色をその瞳の中に滲ませたりして、美名を混乱させ蕩けさせる。