この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第5章 眼差しのテンプテーション
美名の今日のワンピースは襟が大きく開き胸元と鎖骨を綺麗に見せている。
要所要所に施されたフリルは美名の愛らしさにぴったりで、フレアーになった短いスカートの部分は際どい部分までレースで透けている。
黒のワンピースに合わせたゴスロリ調のフリルと小さなリボンが沢山付いたストッキングが美脚を引き立て、擦れ違う人を振り向かせるだろうと思う程にセクシーでキュートだ。
美名は、彼の眼差しに囚われてしまい足が進まなくなり、同時に力が抜けて崩れ落ちそうになるが、素早く綾波が抱き留めた。
「おいおい……転んだら台無しだぞ……姫様」
綾波の甘く低い囁きに、美名は頬を染め彼を見詰め、咎める様に言う。
「つ、剛さんが……一杯……エッチな事するからっ……ふらついたんじゃないっ!」