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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第5章 眼差しのテンプテーション
綾波は、額を軽く小突いた。
「おい、今は何もしていないだろうが」
美名は、頬どころか首や胸元まで紅く染め、どもりながら抗議する。
「な、何もしてなくないっ!……そんな目で見るから私っ……」
綾波は首を傾げ眼鏡を外し、喉を鳴らし笑った。
「俺の目がどうした……ん?」
「――っ!ほ、ほら――!そんな風に眼鏡外すなんて、反則――!ズルイッ!」
美名は、裸眼の彼の目の輝きに胸をズキュンと撃ち抜かれ、絶叫する。
綾波は耳を押さえ顔をしかめたが、尚も叫びそうな勢いの美名の唇を奪い、黙らせた。
「ん……んん……」
キスした途端に腰くだけになる美名を綾波はきつく抱き締め、その唇と咥内を甘く蹂躙していった。