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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第3章 ベッドイン!
「んう……っ」
喉の奥に当たってむせそうになるのをこらえながら、ティッシュを探して周りを見渡した。
暗いしどこにあるかわかんないや。もういいや、と思って、ごくんと飲みくだした。
慌てたように柚留が上体を起こしてあたしを見つめる。
「の、飲んじゃったの……?」
こくり。
イッたあとの柚留はいつにも増して色っぽくて、ドキドキしながら頷くと、心配そうに顔を覗きこまれた。
「……大丈夫? 気持ち悪くなったり、お腹いたくなったりしてない?」
「え!? 精液ってそんなに危険なものなの!?」
そりゃ、苦いし美味しいとは思えなかったけど。結構飲んじゃうシーンとかもあったんだけどなぁ、ネットの動画とかで。漫画でも。
「危険……ていうか。んー、でもごめんね? 僕が口に出しちゃったから」
そんなの、あたしが無理やりくわえたから仕方ないのに。柚留は必死に我慢してたし。
それでも謝っちゃうのが柚留らしい。