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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第4章 サークル見学にご用心!

 先輩たちの勢いに呑まれてただ傍観してしまっていたあたしは、はっとする。
 ベタベタベタ。先輩たちが、柚留の手や体に触れていたのだ。
 いっきにむかむかーっとした負の感情が溢れてきた。
 ……なんであの人たち、柚留に馴れ馴れしく触ってんの! しかも女装とか漫画の資料にするだとか、とんでもないことをっ! ……いや、あたしも資料にはしたことあるけど、それは棚の上にぽーいだっ!
 あたしは勢いよく先輩たちと柚留の前に割って入った。
 急に現れたあたしの存在に、一瞬動きを止める先輩たち。

「あの……、柚留はただのあたしの付き添いで、このサークルに入るわけじゃないんで! あくまで見学ですし、他も見てきますのでっ。今日は! 失礼しまーす!」

 九〇度頭を下げて、退室の挨拶。礼儀は大事、礼儀は。
 唖然とする先輩たちを残し、柚留を連れて教室をあとにした。
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