この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第5章 激情のお仕置きタイム
廊下の角を曲がり、少し走ったところでようやく柚留を捕まえられた。腕を掴んで、無理やり引き留める。
「ねえ、どこ行くの!?」
「は、離してっ! すぐ戻るから……っ」
柚留はあたしの手を振り払おうと腕を振るけれど、あたしを気遣ってか、強く拒絶はしなかった。
「どーせトイレにでも行って、おもちゃ取る気なんでしょ? そんなの許さないっ」
「違うよ……っ」
柚留は否定するけれど、もう少し行けばトイレがあるし。柚留が逃げたのおもいっきりそっちの方向だし。
「嘘までつくの?」
逃げようとする柚留にイライラは募る。
あたしはさらにおもちゃの振動を強めた。中くらい。
「あ、あ、やあ……」
柚留の口からは、明らかに喘ぎのような声が洩れていた。あたしに腕を掴まれたまま、体を深く追って肩を弾ませている。