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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第5章 激情のお仕置きタイム
「もう、お願い止めて……っ。じゃないと僕、パンツの中に……」
最後の方は、掠れて小さい声だった。その言葉で、ようやく柚留が何をしようとしてたのかを察する。
「……ふーん。柚留、トイレで抜こうとしてたの? お尻のおもちゃで感じて我慢できなくなった?」
意地悪く、わざとゆっくりした口調で問いかけると、途端に柚留が真っ赤になった顔をあげる。
「変態」
「う、だって……」
あたしはちらりとまわりを窺う。講義に使う教室からもホールからも離れてるから、学生は一人もいなかった。
ここなら……。あたしは柚留をトイレの近くの少し出っ張った壁の間に引っ張っていって、小刻みに震える柚留の体ごと、壁に押しつけた。
「まりねちゃ……んんっ」
焦って逃れようとする柚留の唇に、自分の唇を押しつける。すぐに舌を入れてのディープなキス。柚留は鼻にかかったような喘ぎ声を洩らした。