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TORTURE −対女性拷問者−
第2章 蠱惑の華



どうだ、とトーチャーを見る女



ハァ…



トーチャーはため息をついた



「俺はセックスには興味がない。これはただの仕事だ。

だからあまり使わないんだが……仕方ないな」



そう言ってズボンを脱ぎ始めた



「オゥ……」



自分で挑発したにも関わらず、女はうっとりとした息を洩らす

興味がないと言いながら、そこには逞しくそそり立つ男根があった



「ほしイ……」

「ハッ、もう酔ったのか? 存外軽い女だ」



本能剥き出しの視線を受けつつ、トーチャーはコレクションの台の下を探り、液体が入った瓶を取り出す



「まずはこれを……」

「はやク……」



最早正気ではないのではないかという女に、トーチャーは呆れ顔で近づいた



「聞こえているか?

欲しいならば先にこれを……」

「はやくなめたイ……」

「は!?」



予想外のおねだりに流石のトーチャーも一瞬固まる



「お前……フェラチオが好きなのか」



トーチャーの問い掛けに激しく首を縦に振る女



“俺の最も嫌いなことを……”



勿論、仕事で女を従わせる為にフェラをさせることはたまにある

だがそれは大抵の女は嫌がるからであり、快感を与える拷問で使ったことはなかった



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