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TORTURE −対女性拷問者−
第2章 蠱惑の華



“まさかこんな女がいるとはな”



俺もまだまだ知らないことが多い



「ン……おいしイ……」



“……受け入れる気はないが”



フェラチオに嫌悪感を抱きつつも、彼の象徴はピクピクと反応し始める



‘生き物は本能で働く’



昨日の夜、彼が言った言葉

今の様子は、彼もその例に漏れないことを語っていた



「……ッ」

「フフ……かわいイ……」



グィッ



もう少しで達する、というときにトーチャーは女を引き離した



「あんッ! ナニするネ!」

「最後の質問だ。答えろ」



トーチャーは女の髪を掴み顔を上げさせる



「いやァ……まだでてなイ! オトコのタネ、のんでないヨ!

アナタ、イジワルネ!」

「五月蝿いな……」



女を引き寄せ、静かに言った



「これは仕事だ。意地悪だのなんだの、お前のお遊びに付き合っている暇はない。俺はサディストじゃないんだ。

あんまり喚くようなら泣いて叫ぶ様な拷問に変えるが……どうする?」



男の放つ空気に女はブルッと震えた



「お前は誰の命令で、何の為にこの邦に来た?」



背筋の凍るような、冷たい声−−−



「ワタシのクニのガイムショウのヤクニンにいわれましタ……このクニのヨワミさがせと」



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