この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
TORTURE −対女性拷問者−
第3章 聖処女
「何を?
犯行の動機を? 証拠の隠し場所を? 全ての真実をYESとNOの二択で曝けるとでも?
生憎俺はそんなに暇ではない。ごっこ遊びがしたいなら別の奴を連れて来るんだな、依頼人」
「そんな言い方!」
「嫌なら家に帰れ。尋問の邪魔だ」
もう何を言っても、どうやっても止められない
彼に仕事を与えてしまった時点で−−−
パタン…
綺梨が黙って部屋を出ていった後、トーチャーは再び亜美に向き直った
「少しは吐く気になったか?」
「……」
「ふん、女にしてはなかなか骨がある」
トーチャーはそう言うと自身のズボンのチャックを下ろした
「ひっ……」
その逞しい陰幹は、ある女にとっては魅力だが、今の対象には凶悪なものでしかない
男が近付き、ショーツを足から引き抜く
その時点で、亜美は自分に迫る危機を改めて認識した
「あ、あんた……自分のしようとしてることが分かってんの!?
私は処女で……処女性はこの邦で最も神聖なものなんだよ!」
「だから?」
男は馬鹿にしたように嗤う
「お前は咎人だ。処女膜を失ったところで、神聖な咎人からただの咎人に成り下がるにすぎない。
俺にとってはな」
トーチャーはその入り口に自分のモノをあてがった