この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
TORTURE −対女性拷問者−
第5章 許されざる拷問具



“何か……梯子みたいなものないかしら”



こんなところで窓を覗いていたら当然誰かに見つかるなんてことは考えていなかった

とにかく早く確かめなくては。

綺梨は中庭へと急ぐ



「ワンワン!」

「ケン、ごめんね! 後で遊んであげるから!」



片隅にある小屋に入ると、



「あった!」



昔庭師と遊んでいた時に見た気がしたのだ

梯子を持って階段まで引き返し、壁にかける



ガチャ



窓を開けると、少し肌寒いくらいの風が綺梨の頬を撫でた



“やっぱり”



案の定、そこは裏庭が見渡せる場所だった



“裏庭からは見えたから、絶対何処かにあると思ってたのよね”



ガサッ



暫くぼうっと眺めていると、視界の左端が揺れた



“あ……!”



暗がりから、ゆっくりと現れる男



“帰ってきたのね!”



だが、どこか様子がおかしい

少しふらついていて、時々額を拭いながら歩いている



“……?”



綺梨は首を傾げ、じっと目を凝らす−−−



“怪我してる!”



トーチャーの頭からは血が流れ、それを拭った袖は真っ赤に染まっていた



/221ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ